- しがく
- I
しがく【仕学】実務才能と学究能力。II
「~並び長ず」
しがく【仕覚】(1)才覚。 くふう。「家でも拵へる~をしてお呉れ/にごりえ(一葉)」
(2)準備。 たくわえ。III「始末~もない時節かの武兵衛が尋ね来て/浄瑠璃・八百屋お七」
しがく【史学】歴史を研究する学問。 歴史学。IVしがく【四岳・四嶽】古代中国で, 中原の四方にあって諸山の鎮めとされた四つの大山。 泰山(東岳)・華山(西岳)・衡山(南岳)・恒山(北岳)の総称。 天子巡狩の際, その方面の諸侯と会する所と定められていたという。Vしがく【志学】(1)学問に志すこと。(2)〔論語(為政)「吾十有五而志于学」〕一五歳の異名。VIしがく【斯学】この学問。VII「~における第一人者」
しがく【私学】私立の学校。⇔ 官学VIIIしがく【視学】旧制の学校教育で, 学事の視察, 教職員の監視・監督に当たった地方官。 郡視学・府県視学があった。IXしがく【試楽】公事(クジ)・祭礼などに行われる舞楽の予行演習。 特に, 平安時代, 石清水八幡や賀茂神社の臨時祭の前に清涼殿の前庭で東遊(アズマアソビ)・神楽を天覧に供したこと。Xしがく【詩学】〔原題 (ギリシヤ) Peri poiētikēs〕アリストテレスの著作。 悲劇と叙事詩について論じた部分のみ現存。 芸術活動は模倣本能に基づくとし, 悲劇の本質をカタルシス(浄化)であると説明するなど, のちの西洋文芸に大きな影響を与えた。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.